てぃーだブログ › クロトンけんちくブログ › 旅や映画や本など › おかべまたえもんもちとき

2009年09月19日

おかべまたえもんもちとき

現在の価格にすると、総工費1,000億円にもなるという安土城建設。。その大工の総棟梁であった岡部又右衛門以言(おかべまたえもんもちとき)らによる築城映画「火天(かてん)の城」 岡部又右衛門~安土築城の壮絶ドラマ~が公開されているようです。競合との争い、信長との緊迫したやりとりなど、なかなか面白そうです。。近々最も観にいってみたい映画に。

(紹介サイトより)
・・・そんな信長の構想に惚れ込み、不可能と思われた築城を可能にした敏腕番匠(大工)が岡部又右衛門以言(おかべまたえもんもちとき)である。・・・ひとりの職人が時に施主=信長と対立しつつ、家族と門下の仲間の支えを得て、新たな地平を切り開いていく過程の物語は、どこか「戦国時代のプロジェクトX」ともいうべき人物発見、発明発見の醍醐味にあふれて、観る者の心を興奮で大きく揺さぶるに違いない。

*

西田敏行演じる岡部又右衛門氏同様に興味深いのが、美術監督の西岡善信氏。幻の安土城建設過程のスケッチの数々が紹介サイトよりみれます。舞台・映画美術の醍醐味が伝わってきます。
おかべまたえもんもちとき
「何もないところから、画面に映る全てを作る。失われた世界を表現することが僕の仕事だ。」西岡善信氏



同じカテゴリー(旅や映画や本など)の記事
建築家の腹(1987)
建築家の腹(1987)(2008-03-24 20:45)

砂漠にサメが
砂漠にサメが(2008-03-18 22:36)