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2008年03月24日

30日。県立武道館にはヘルメットの男たちが。

耐震偽造事件の再発防止。そして責任を問われた建築行政の信頼回復を目的に、マスコミや政治家などによって尻をたたかれながら大急ぎでこさえられた、去年6/20施行の改正建築基準法。。大きな改正によるある程度の混乱は常なのでしょうが、ただ、「現場の実情、経済感覚、構造技術に疎い法律家がこさえた不出来な改正」という意見が、多くの実務者の偽らざる本音だと思います。

特に構造専門家の負担増と、その資格基準の厳格化によって、着工が大幅に延びたり、混乱の長期化により事業計画がご破算となるケースもあると聞きます。沖縄県は、全国的にもRC構造の戸建住宅の割合が高く、改正後の構造計算基準による影響は他の都道府県以上(詳しい数値はご検索を)。

30日。県立武道館にはヘルメットの男たちが。
通常、設計事務所を含め建築関係の会社は、法律については「お上」のきめることと諦めているのか、あるいは批判してもムダと考えているのか、このような決起大会はヨホドのことがないかぎりは開かれない。。今回開かれるということは。。。

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ところで大会といえば、昨日「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」が開かれましたね。沖○市に住む友人も若い米兵らしき男に部屋を物色されて逃亡されたり、、道で脅されたり、、車を荒らされたり、、、私も車で寝てるところを無言で進入され財布を奪われそうになったこともあります。最近、横須賀基地近くでタクシーの運転手が軍人らしき者に首にナイフを突き刺さされたというし。。ただ基本的に18~29歳の米兵は(あまり人のことはいえませんが・・・)世間知らずのいいやつがほとんど。。。本当にやっかいな隣人は、ごくほんの一部なのでしょうが。。。(T)



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Posted by croton at 08:53 │日々雑感
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