図書省略講習会。。。
国、県、適判機関及び建築関係団体による、図書省略大臣認定の
第3回講習会に行ってきました。
要するに、停滞する建設戸数への対策と、構造設計者の不必要な作業負担を減らすために行われた政策のひとつです。
申請する際の図書が省略できるので、「ある一定の建物構造」であれば今よりもスムーズに確認申請が済ませられる、という主旨なのですが、、、、大臣認定がされて約5ヶ月たちますが、聞くところによると(正式な確認はとれてませんが)、1件も成果があがっていない(!)そうです。。。笑いごとでは済まされない事態ですが・・・。
というのも、図書省略する際の、
①設計上の制約が多く、
②そのための資料も多くなる、
③そして、その図書省略の基準自体が日本(特に沖縄)の気候や社会条件に合っていない。
会場のいたるところからタメ息が。。実際、図書省略が今のままでは使えないということが分かったことが今日の成果。。
いずれにせよ、今のようなやり方だといつまでたっても。。(スマセン愚痴のようになりました。。)
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