クロトンけんちくブログ

今日の午後、商工会にて、事務所運営における助成金活用（育休、特別雇用、研修など）のセミナーを受講してきました。それぞれの助成金メニューはなんとなく把握していたのですが、講師（社労士）の方の説明がわかりやすかったのでより理解が深まりました。かといって助成金の申請をするかどうかは別ですが。。

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ところで、「地域再生中小企業創業助成金」ってご存知でしょうか。創業や新規事業を考えたことのある人は、よく耳にする助成金制度かと思います。特定の新規事業をする際に、国が「雇用保険料」を原資とする助成金メニューのひとつです。飲食店、美容・理容室、ＩＴ系、介護系などがその対象分野となります。

（例）
例えば、対象分野の店舗をつくる際にかかる費用が、イニシャルとランニング（６ヶ月内で人件費など除く）で計１４００万かかり、そして新規に５人は雇用するとします。そうすると、経費計1400万の1/2の700万と、雇用1人につき60万、つまり（細かい条件はありますが）700万+300万＝1000万の助成が受けられることになります。

創業時や新規事業時に助成金に頼るということは甘いのでは、という考えもないことはありませんが、クライアントのなかには実際にこの制度を活用して助成を確実に受け、新規開業の際の負担を最小限に抑えつつ事業を軌道にのせるケースをいくつもみてきています。助成金は、事業において、あくまで補助的なものでしかありませんが、知らないよりは知っていたほうが断然いいと思います。。詳しくは最寄りの社労士や関係機関にお問い合わせを。

※ちなみに、社労士さんによると。「地域再生中小企業創業助成金」を申請する場合には、「地域雇用促進奨励金（ちいき）
」と「沖縄若年者雇用促進奨励金（おきじゃく）」とを併用することが定石とのこと。