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2009年07月12日

夜の書:藤井誠二著「大学生からの取材学」

さきほどまで、紹介された新書読んでましたもので。。。ですので今夜は、予算組みのまとめと図面を描きつつこれから居残り残業を〜〜。

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何を読んでいたのかと申しますと。。

夜の書:藤井誠二著「大学生からの取材学」
沖縄オフィスの改修以来、幾度となくお会いしているノンフィクション作家の藤井誠二さんの新書「大学生からの取材学」を先日アマゾンでゲッツ。。高校時代より綿密な取材による作家活動を続けられた経緯や沖縄での取材の模様。取材や生き方における「入替え可能性」という煩悶。。藤井さんの仕事や生き方に触れたようでとても嬉しい。。現実の仕事のリサーチにもお役に立つと思いますが、特にこれからという「謎の空白時代」を生きる学生さんにはオススメです!

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一緒に社会学者の宮台真司さんの新書「日本の難点」もアマゾンにてゲット。。どちらもまだ全部は読めてないのですが、非常に面白く、リテラシーが確実に豊かになる快著だと思います。。ところで、先日、藤井氏からご紹介いただいた、ジャーナリスト森口豁氏による「だれも沖縄を知らない 27の島の物語」の中におさめられた宮台氏による「沖縄を知ることは自分たちのパトリを知ること」も、学生時代の社会学レポートから始まる宮台氏と沖縄との関わり、そして(若い!)奥さまとの八重山諸島での新婚旅行の話など、興味深く読ませていただきました。「パトリ空洞化(自律的依存から他律的依存への頽落と、生活世界空洞化による入替可能化)」のもたらすアノミー。沖縄との関わりのなかから方向付けられたという2つの思考スタイル。。参考。。宮台フリーク(ミメーシス?)でもありパーソンズ胃腸炎(笑)と一級試験地獄最中のプロジェクトスタッフF。どちらも読んだよね〜?!



Posted by croton at 01:03