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2008年10月18日

昨日。とある説明会。

県内の構造計算適合判定機関の業務が長い間パンク状態となっている上に、ここ1~2ヶ月でさらに酷くなってきてて、最終的に判定OKが出るのに、一概にはいえませんが2~4ヶ月間のようです。遅いものでは半年以上もかかるそうです。。(ホントかどうか説明会を終えた足で直接確認に県内判定機関へ寄ったところ、やはりそんな状況でした。。)

詳しく確認できてはいないのですが、県外での同様の判定機関が1ヶ月前後というのに比べると。。。判定員の数が極端に少ないというのが主な理由のようです。。それで県はその対策として、県外の判定機関へもスムースに審査ができるようにするため、その対策を10/1付けで公表しました。

それで今回、県内民間審査機関さんのひとつが、(行政の説明会を待つといつになるかわからないということか)率先してその対策に関する説明会を開催されました。。今回、欲しい情報をだいぶ得ることができ成果あり。ありがとうございました。

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それにしても、現場の負担が大きすぎる。。それでいて法改悪の責任は既に煙に巻かれ、その(建前的には)立派な主旨も骨抜きにならざるをえない状況が続きます。。。結局、申請に関わる責任の所在がこの混乱のなか不必要に分散しまくって、改正前よりもかえって分かりにくくなっているようですし。現時点で、これはギャグなのか、とも。。。11/28施行予定の「改正建築士法」の内容に注目してみます。

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前向きにいこう。



Posted by croton at 08:30
この記事へのトラックバック
今日は一日中家でゆっくり、、といきたかったのですが、夕方から気になっていた建築士法の改正内容などを読んでました。建築士法の改正案が続々と施行されようとしています。※http://ww...
建築士法改正雑感。。【クロトンけんちくブログ】at 2008年11月02日 21:05
この記事へのコメント
ご無沙汰デス。

我が事務所も確認申請に関して悶々としてます。
工期の計画が全く立たないんだもん。

問題の根っこが上手に隠されていきますね。
なんだかなぁー。

ではまた。
Posted by shima(k-でざいん) at 2008年10月21日 16:09
shimaさん、こちらこそご無沙汰しております。コメントありがとうございました。

どこの事務所の話聞いても同様の悩み抱えていました。。ほんと現場知らずの法改正。

ところで、「沖縄県建築設計サポートセンター」なるものの開所式が、昨日、事務所すぐ近くのビルにてありました。県外から招集する構造技術者含め3人常駐体制のなか、来月からは10名程の職員(構造技術者)を採用するそうです。後にNPO化するとかしないとか。。

http://shikai.or.jp/sonota/kouzous.pdf
http://shikai.or.jp/sonota/saport1.pdf

急遽、5千万(?!)の補助金がついたと新聞にもありましたが、その職員全員を構造設計一級建築士、さらに適判員へと養成する(?)げるということです。恐らく給与をもらいながら、資格勉強もできるのですから、人は集まりそうですね。税金使って、ある意味人材育成するのだから、いい成果を必ず残してほしい。あと例の大臣認定の経過の成果も正直に公表してほしい。
Posted by croton at 2008年10月22日 07:50