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2008年06月07日

石垣島の不動産や赤土など。。

石垣島の不動産や赤土など。。

先日、石垣島にいったとき。。話には聞いていたのですが、アパート系の空室の看板が目に付くようになっていました。。

1~2年前に行ったときは、バブルの熱気がまだ続いており、タクシーのおじさんが話す土地や建物の坪単価の具体的な話に、「本当?」と。。ただ、私の知る範囲の地元の方の大半は、バブルであるからと案外冷静ではあったのですが。

その当時、個人的に、街中に雨後のタケノコのように、2~4階建ての収益一辺倒のアパートが静かな住宅街のなかに無個性的に建っていくのは、、、あまり上品なものではないなと感じていました。。住宅街を歩いていて、同じ視界のなかに、色も形も全く同じつくりのアパートが4棟くらいみえるのは、だれでも異様な感じを受けるかと思います。

先日の八重山毎日新聞では、1面に空室に関する記事がありました。読んでみると、2005から2006の1年間に、2000戸の民間賃貸住宅の部屋数が供給されたとあり、当時の家賃設定は強気の、2LDK6万5000円(家賃坪単価は新都心並か・・・)。。それが現在、2LDK6万5000円の物件では、3~5000円の下降傾向となっているそうです。。。

これまた個人的に思うのが、空室が目立つのは恐らく、土地性と建設コストや相続対策から単純に算出された家賃単価設定を行ったところで、しっかりと居住ニーズやトータルな意味での意匠性、そして収支の将来性まで考えられたアパートは、依然として高い入居率を保っているのではないかと思います。このあたり、今度関係者に詳しく聞いてみたいところです。

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ところで、白保や宮良の赤土汚染、、これも話は少し聞いていたのですが、大雨が降っていたというのもありましたが、予想以上なものでした。。石垣島の赤土は、やんばるでよくみる真っ赤な色ではないのですが、それでも海の色を一変させていました。。降雨量が例年に比べ高いということはありますが、人為的な影響もないとはいえないらしく、アーサの育成や、珊瑚などの生態系への影響が危惧されているそうです。

石垣島の不動産や赤土など。。
写真は石垣島本島ではないのですが、飛行途中にみた、ある離島の海岸。


タグ :収支


Posted by croton at 10:03